安さだけを求めるんじゃなくて、適正な価格を考えることが住みやすい世の中に繋がる
昨日の続きでもありますが、自分で価値を考えるということが大事だと思う訳です。
外食一個とってみても、何でそんなに安いのか?その値段に含まれる価値に想像を巡らせて、時にはネットで調べたり、本を読んだりして、それでその上で価値に満足すれば購入すれば良い訳です。
忙しくて余りお金も使いたくない時はチェーン店に行けばいいし、時間があってちょっと良いもの食べたい時は個人でやってるようなお店で良さそうなところを探せばいい訳です。井之頭五郎の気分でお店を探すのも楽しいでしょう。
樹先生も言ってたように豊かさとは選択肢があって選べることだと思う訳ですよ。
それでも大多数の人が安さを求めるんだったら仕方ないですが、そうじゃないからすき家の問題が取り沙汰されてる訳でしょ。
安さを求めはするけど、適正な労働時間で新鮮で安全な食材を提供しろとかいう人がいたら、完全に自分だけのことしか考えてないか頭がおかしいかのどっちかなので意見を聞くことはしないでいいでしょ。
やっぱり適切な値段ていうのはある訳で。
無理をしてるとその歪みが溜まっていって、不健全な状態になってしまいます。
今の社会っていうのはそういう不健全な状態になってんじゃないですかね。
お金は社会の血液だと例えられたりもしますが、そうすると今はその血液の流れが詰まってるところがあって、流れていない箇所があるわけです。そんなんが続けばやっぱ病気になるわな。
健康で健全な社会にする為には、まずはみんながちゃんと価値を考えるところから始めるべきなんじゃないですかね。
ちなみにこういうことを言うのは、周りの人がいわゆるブラック企業みたいなところで働いてたりすると、時間が無くて食事すらなかなか一緒に行けなかったり、金が無いのが原因での治安悪化に繋がったり、適正な価格の美味い店が減っていって食べれなくなったりする可能性があるからです。
もちろん自分がまた転職して別の会社で働く時にその会社がブラックである可能性を少しでも低くする為でもあります。
完全に自分の為ですよ。
ていうか、みんな同じような考えだと思うけどどうなんですかね。
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