会社で必要とされるスキルについて考えてみた

いつ会社が倒産するか分からない世の中。
倒産はしなくとも、業績悪化によりブラック企業に変化することもあるかもしれない。
だから常にいつでも転職ができるように備えておくに越したことはないです。
 
転職とか新卒でも、会社に入社する際には要求されるスキルがあります。
 
ということで、そもそも会社で必要なスキルって何だろうかということを考えてみます。
 
まずは普通の会社での業務が何かを考えます。
 
表や文書の作成、メール、電話、会議、打ち合わせ。
 
それぞれの比重の違いはあれど、大体こんなところじゃないでしょうか。
これらの業務で、どのようなスキルが必要かということを考えていってみます。
 
まず、表や文書を作成したりメールしたり電話したりする前に、別の表や文書を読み込まなければならないことが多いと思います。
 
売り上げだったり施策の効果だったりとかいろいろですね。だからまずはその表や文書を読み取る能力は必要になります。
・数学的理解力
・言語理解能力(外国語のものも増えたと思うので日本語能力ではなく言語能力にしました)
 
さらにその文書を読み取った上で、次にどうするかということを考えて提案します。
それが表や文書の作成ですね。画像や動画を扱ったりということもあるかもしれません。
必要なスキルは以下のものになります。
・分析力
・表や文書作成能力
 
分析・提案内容をもとに、他の人と話をします。
それがメールだったり、会議だったり、打ち合わせだったりですね。
社内へ議題を上げる会議だったり、営業だったらクライアントへ作成した表を見せて自社の優位性を示したりですね。
ここで必要なのは以下の能力ですかね。
・言語表現能力
・コミュニケーション能力
 
ここで一番上位というか高いスキルが必要とされるのは言語表現能力とコミュニケーション能力ではないしょうか。
要はアウトプットですね。そのアウトプットがインプットからどれだけの早さで出来るかということ。
 
分析と文書の作成はある程度個人のペースでできますが、会議ではちょっと考えさせて下さいというのはそうそう通りません。
クライアントとの打ち合わせの場なんかだと尚更です。
その場で新しく出てきた要件を、すぐに理解し分析してそれについて考えを述べるというのは高い能力が必要です。
 
と、こういう風に考えると企業が採用時に要求するスキルや能力に、コミュニケーション能力を挙げるのは理に適っていますね。
コミュニケーション能力の中には業務に必要な要素が全て含まれてしまっているので、そう言ってしまうのは楽だし事実だしということですね。
ただその分、具体的にと聞かれると返答するのが難しいんでしょう。業種や部署や職位によって要求するレベルとその内容に大きく違いがあるので。
あとは最低限の理解力や学習力があるかということを、学歴でフィルターをかけてるんでしょう。
コミュニケーション能力の有無を推測する上で、運動部に入ってたかどうかというのも良く言われることですね。
 
そうすると、学歴も無く運動部にも入っていなかった場合に、会社へ応募する際はそれを埋める何かを提示すれば良い訳です。
 
簿記を持ってるとか、幹事役が得意だったとか。内輪の幹事では弱いので、外部の人も呼ぶような会であれば印象は良いかもですね。
コミュニケーション能力って、価値観の違う人とどれだけ関係を築けるかが大事なので、内輪の友達同士で何をどれだけやってもあまり評価はされないでしょうね。
 
転職の場合は、それらのスキルをどれだけ使ってきたかの実績と、どれだけ結果に結びつけてきたかということですかね。
 
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