幸せになる為のリスクヘッジ。時間やお金というリソースの仕事だけへの投資はやめて、他のことへも割り振ることが大事

定年退職後、仕事ばっかりしてた人は一気にボケてしまうかことが多いらしい。
 
仕事という刺激がなくなって、他に趣味もないと脳への刺激が減りボケてしまうということみたい。
 
この10年20年ぐらいで退職を迎えるような人は仕事ばかりしてたという人が多いんじゃないかな。
 
働き盛りの頃日本は丁度高度経済成長期で、仕事をしたらした分だけ評価もされ給料も上がっていった時代。
自分達が日本を成長させるんだという自負もあったかも。
 
社会の雰囲気や仕組みが男は仕事に生きるみたいになってた時代。
 
父ちゃんが休みの日は家でゴロゴロしてたというイメージの人も多いでしょう。
 
会社は働いた分給料を払ってくれるけど、辞めた後の面倒まで見てくれる訳では無いです。
 
元社員がボケようが何だろうが会社には関係無いもんね。
 
つまり自分の人生は自分で守る必要があるということですよ。
 
過去は会社が潰れるなんて心配も無かったし終身雇用制にも守られていて、仕事さえしてれば幸せな人生が歩めると考えられていた訳です。そこを疑いさえしなければ事実そうだったのかも知れない。
 
でも今は時代が違ってきてる。どんな会社でも倒産する可能性はある時代です。
だいぶ前だけど山一證券が倒産した時は大々的に報じられたもんです。
それが今や当たり前という認識になってきてる。
 
仕事だけに依存していては幸せになれない時代ということです。
 
幸せになる為の時間やお金というリソースを、仕事だけではなく他のことにも振分けてリスクヘッジしましょうってことです。
 
もちろん仕事を蔑ろにするとかでは無く、他の趣味や家族にもリソースを割くということ。
 
そうすることが、定年した後でも人生を楽しく過ごす為に必要なことだと思う。
 
ちなみに定年の年齢を引き上げとかの話があるけれど、それなら尚更働く期間が長くなるのに仕事ばっかりやってらんねぇって話になるので、長く働き続ける為にも労働時間や環境の改善は必要だし、そうなると趣味とかは持っておいた方がいいよね。

 

ビジネスマンのための金融工学~リスクとヘッジの正しい考え方

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