結局、働く側も会社に価値を提供しないと待遇は良くならないという話

ここのところ趣味を持ちましょう的なことばかり書いてますが、もちろん仕事を蔑ろにして趣味に生きろということではないです。
 
趣味なんかの余暇を楽しむ為にも、むしろ仕事はしっかりとやった方が良いというスタンスです。
 
 
年間休日を、土日祝日有給を含め150日取り、1日の就業時間を8時間に抑え、額面で1000万円の給料を得ようと思うなら、
256日×8時間=年間就労時間2048時間で、それを1000万で割ると、1時間当り4883円の価値を生まなければいけない。
ただ、会社としては設備や福利厚生等や株主への配当にかかる金額も考慮しないといけなく、業種や会社によって差はあるにせよ、それを踏まえると従業員1人当り1時間で10000~20000円分の価値を生まないといけない計算になるのではないか。
 
希望する給料額や休日日数に個人差はあるでしょうけど、それでも1時間で10000円ぐらいの価値は生まないといけないんじゃないかな。
 
実際に時間毎に価値を生める訳ではないけど、それでも時間当りの生産性や効率を意識する為にも考えといた方がいいかと思います。
 
例えばパソコンを多少勉強すれば、驚くほど効率が上がることも多いです。
 
内容によっては知ってれば数秒でできることが、知らないが故に数時間かかったりということもあるでしょう。
 
以前こんな記事を読みました。
 
これって会社で働いてる人は勉強をしないってことだよね。
ビジネス書の是非は置いといても、ビジネス書すら読まない人が仕事の効率を上げる為に自主的に勉強するかということ、多分答えはノーだよね。
そんな人達が仕事の生産性やどれだけ価値を生んでるか等ということを考えることはないでしょう。
 
こういうのって会社全体で見るとかなりの無駄になってるはずです。
 
そんな無駄を垂れ流しながら、給料を上げろとか休みを増やせなんてのは筋が通らないでしょ。
 
だから、趣味なんかの余暇を楽しむ為には、仕事はしっかりとやった方が良いということ。
その「しっかり」の中に自主的にする勉強も含まれてるということです。
 
そうやって効率や生産性を考えて仕事をすることが、結果会社全体の業績向上に繋がって給料や休みなんかの待遇改善に繋がるんじゃないでしょうか。
  
価値ある自分を創る-創造的キャリアデザインのすすめ-

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