9月23日放送 ガイアの夜明け【もう泣き寝入りはしない!~立ち上がった“働く若者たち”】を見ての感想

今日もご飯の後、ちょいとダラダラしながらガイアの夜明けを見てしまった。
お風呂行こうと思ってたのが最後まで見てしまったので、しょうがないので感想を書いておくことにする。
 
今日は若者の労働問題についての回だった。
 
最初の人はIT企業での長時間労働と、残業代等の給料の未払いで心身を壊してしまったという人。
次の人は、警備の仕事での最低賃金を割った金額の給与だったので、差額の要求という人。
あとすき屋の話も少し取り上げられてた。
 
■まず残業代の未払いとか最低賃金以下の給与について
 
これって会社のビジネスモデルが、最低賃金以下の給料しか出せないってことでしょ。
社長とかがべらぼうな給料を取ってないっていうのを前提にしてだけど。
そうすると、法律に則って会社を運営するとこの会社は潰れちゃうね。
 
もちろんそんな程度の会社しかできないっていう問題はあるけれど。
 
でもその会社が無くなると困るっていう人もいるかも知れない。
今回のIT企業がということではなく、給料は安いけどその分ゆったり働けて良いとか、時間の融通がきくからありがたいとか、社会的に必要な業種ってこともあるかも知れない。
 
だから本当の問題は、労働条件や待遇が明らかにされていないってことじゃないかな。
 
あまりスキルがいらない簡単な仕事だけど、人手は必要とかいう仕事ってあると思う。
それが時給600円でも、求人時の仕事内容と、実際に働いての内容に差が無ければ、その待遇に納得してきた人は文句も言わないし辞めもしないでしょ。
 
逆にそういう仕事を必要としてる人もいるんじゃないかな。
結局時給800円なら800円なり、1500円なら1500円なりの仕事を求められる訳で。
給料が安ければ安いなりの仕事で良いって訳だから、能力とか仕事へのスタンスとかでそれでも良い、むしろそれが良いって人も実は結構いるんじゃないかな。
 
それが嫌だったり、難しいって人は実は多いんじゃないかなと思う。
 
最低賃金を守ろうとするから、人数を増やせないからってすき屋のワンオペみたいに歪な労働内容になったりする面もあるんじゃないかな。
 
新しく会社を興そうと考えてる人も、給料がネックになって従業員を雇えそうにないからって、企業に踏み切れない人もいるかも。
 
もしそうだとしたら社会的にも損失だよね。
 
■労働条件にも多様性があってもいいのでは?
 
これからの日本は、高齢者も増えてくる訳ですよ。
能力が落ちて若い人たちと同じ仕事はできないけど、仕事をしたいって人は増えてくるんじゃないですかね。
社会との繋がりを保っていたいとか、動機はいろいろあるでしょう。
で、今ってそういう人達が働く場所ってボランティアとか、お金が出ない場所しか無いっていうイメージがあるけどどうなんですかね?
雇う方だって、若い人と同じ給料は出せないってあると思うけど、給料が安くても良いってなれば雇いやすくなるでしょ。
 
若い人だって、最低限食べれるだけの仕事をストレス無くできれば良いとか、給料は安くても希望の業種や会社で働きたいって人もいるだろうし。
 
給料は安くても働きたいって人と、給料が払えないから雇えないって会社とで不均衡になってる部分ていうのはあると思うんだよね。
 
■じゃあ実際どうするか?
 
まずは最低賃金を改めるということが必要なんじゃないかな。
 
その為には、仕事内容を分かりやすく細分化・明示するのと、企業側が嘘をつけない仕組みを作るっていうのが必須だけど。
 
これからの世の中は、可視化・透明性・多様性が大事になっていって、その中で何を選択するのかってことでしょう。