英語リスニングの効果的な勉強方法・書き取り(ディクテーション)のススメ

英語リスニングの効果的な勉強方法の紹介

話題にはしないけど、ちゃんとTOEICの勉強はすすめてます。

 
たまに眠くて全然やらない日とかもあるけど、短い時間でも極力毎日勉強するようにしてます。
 
今回はリスニングで効果があったと実感できた勉強方法を紹介してみます。

リスニングがどれぐらい伸びたか

f:id:yu_yasiki:20141103130321j:plain
これが9/28に受けた試験の結果。
リスニング350点、リーディング305点の合計655点でした。
初めて受けたにしてはまあ悪くはないのかなと。
 
f:id:yu_yasiki:20141103130347j:plain
 
んでこれが11/1に、公式問題集の模試を自宅でやった結果。
リスニングが83問正解(スコアレンジ360~455)、リーディングが56問正解(スコアレンジ205~300)でした。
リーディングは一旦おいといて、リスニングはまあまあ伸びたかなと。
実際CDを聞いても、かなり英語がすんなりと聞こえるようになったと感じました。
選択肢も自信を持って選べたと思います。

書き取り(ディクテーション)のススメ

 
そこで、このリスニングの勉強方法です。
まず使ったのはこれ。 
TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉

 

 公式問題集のVol.5。

本番と同じ形式の模試が2回分入ってます。
勉強したのはこれの1回目分のみ。
ちなみに11/1にやった模試はこれの2回目分です。
 
やった勉強方法は、リスニングセクションの問題の書き起こしです。
ディクテーションと言うらしいです。
僕がやったのは、
・1問ごと(CDの1トラックごと)に何回か通して聞く。
・何を言ってるかがある程度分かったら書き起こし。
・ノートにシャーペンで書く。
・聞こえない部分は、その部分だけ聞こえるまで繰り返して聞く。
・それでも聞こえないところは、雰囲気で書く。
・スペルが分からない単語も、聞こえた通りにとりあえず適当に書く。
・全部書き起こしたら、また全体を通して聞き直して、漏れがないかチェック。
・スクリプトと見比べて答え合わせ。
・間違い部分は赤字で修正。
・赤字部分に注意して、また全体を通して聞く。
・スクリプト通りに聞こえない部分は、繰り返し聞く。
・何度かシャドーイングして、聞こえた通りに発音できるように。ノートを見ながら。
・CDはかけずに、自分で音読。ある程度スムーズに読めるようになるまで。大体5~10回ぐらい。
 
これをひたすら繰り返しました。
1問分で慣れるまでは1時間ぐらいかかったかな。
模試一回分でトラック数的に30ぐらいなので、毎日やったら1ヶ月で終わります。
平日できなかった分は、休日で調整。
f:id:yu_yasiki:20141103130333j:plain
こんな感じで書き取ったノートに赤入れしてます。
1トラックノート1ページ分だったので、これが30ページ分ですね。
 
これをやってると、聞こえるようになったというのが実感として感じられました。

英語書き取りのメリット

さんざん他の英語本やブログで言われてることとほぼ同じだと思いますが、僕が実際に感じたディクテーションのメリットを書いてみます。

 

■聞こえないと書けないので、ただリスニングするより、細部まで聞くという強制力が働く。
■文字で書かれたものと、読む場合との違いが分かる
あんまり発音しない単語や、強弱を付ける部分が何となく分かってきます。
■自分が聞き取りづらい単語の「見える化」。
これが一番のメリット。
何回聞いても聞こえない単語というのは絶対あります。
例えば「we make」が「remake」にしか僕は聞こえませんでしたが、これは「そういう風に聞こえる単語」として覚えてしまえばいいんです。次にremakeと聞こえた単語があったら、自分でwe makeと頭の中で変換すればいいんです。
話の流れとか、文法的に考えたりすると、どっちが正しいかっていうのはすぐに分かるようになります。
それを繰り返して慣れていくと「聞こえる」っていう状態になるのかも知れません。
僕らの日本語も同じようなプロセスを経て聞き取れるようになってるはず。
「七」を「しち」って読む人と「ひち」って読む人の違いみたいな。
そう読むという違いがあることを知識として知ってるから、聞き取れたつもりになってる。
要は、聞こえた音と、単語の紐付けができてるというか。
「remake」と聞こえたら「we make」だと。
そういうサンプルが「見える化」されて、ストックとしてどんどん貯めていきます。
そのストックの多さが、英語が聞こえるかどうかにもつながってくんじゃないかと思います。
 
少なくとも僕は、リスニング力向上にはこの方法が一番じゃないかと思ってます。

 

こちらの記事でも紹介されていますが、シャドーイングしてからディクテーションなので僕のやり方とは順番が逆ですね。

どっちでもやりやすい方でやればいいと思います。
 
僕は今はTOEICのスコアを上げるのが目標なので、TOEIC用の問題集ですけど、ニュースや映画を聞き取りたい等、目的に合わせてテキストを選べばいいかと思います。
 
という訳で、僕が実感したリスニングの効果的な勉強方法でした。
 
次回試験は12/14です。今回は800点が目標。
リスニングは多分OKなので、次はリーディングの強化ですね。
とは言っても基本的には公式問題集の丸暗記しかしないけどwww
 
ちなみに僕が書き取りをやるようになったのはこの本を読んでからです。
全部実行するのは現実的ではないですが、これらを参考にしつつ自分ができる範囲で取り入れていけばいいんじゃないですかね。 
聞き取り・書き取り用CD付 英語は絶対、勉強するな!―学校行かない・お金かけない・だけどペラペラ

聞き取り・書き取り用CD付 英語は絶対、勉強するな!―学校行かない・お金かけない・だけどペラペラ