格差って本当に問題なの?

最近、格差が広がっていて、それが問題だとよく言われるようになってる。

 
僕らはそれをよく考えず「確かに」と受け入れている気がする。
 
でもふと思った。
 
格差って本当に問題で悪いことなん?
 
格差って、簡単に言うと、金持ちはさらに金持ちになって、貧乏な人は貧乏なままだったりさらに貧乏になったりでそういう人が増えてるってことでしょ。
 
でもぶっちゃけこれ自体は問題じゃないよね?
 
別に格差の下側でも、そこの人達が安心して生活できれば問題は無いし。
普通に仕事をして、家賃や食費、趣味に使うお金、子供の教育費、将来の為の多少の貯金の為のお金が稼げるのであれば、金持ちがどれだけ稼いでどれだけ格差が広がって、その格差自体は僕ら庶民には関係ないし問題にもならない。
 
むしろ頑張った人が、頑張った分だけ報われるって方が正常でしょ。
 
問題になるのは、格差の下側の人が生活ができないほど困窮するってこと。
生活に困る人が増えると、生活保護とかの社会福祉制度のコストの増大や、治安が悪くなったりでの治安維持コストの増大でその社会自体が維持できなくなる可能性がある。
でもこれって、「格差」の問題じゃないよね。
 
今、格差問題って言ってるのって、金持ちに対する単なるヒガミなんじゃないの?
格差が問題だと煽ることで(本来格差自体は問題じゃないかも知れないのに)、ヒガミ根性を社会問題に対する正当な感情だとすり替えてるだけじゃない?
それをすることで得する人がいるんじゃない?
 
雑誌やテレビが、庶民の金持ちに対するヒガミ根性をオブラートに包んで代弁することで、庶民は満足するみたいな。
政治家も格差問題を解決しますってスタンスを取れば票が取れるってことでしょ。
1000万2000万以上稼ぐ層より、それ以下の層の方が圧倒的に人数が多いんだから、どっちにアピールするかっていうと決まってる。
 
何か「格差問題」という言葉だけが1人歩きしてるような気がしたので、ちょっと考えてみた。
 
格差自体は僕的には問題じゃないと思うけど、格差があることで発生する問題はありそうなので、明日以降でも引き続き考えてみる。