アニメ業界は四の五の言わずに、まずは水戸黄門をアニメ化すべき

2016年冬アニメの情報が出始めましたね。

 
毎クール毎クール新アニメの情報を見る度に、僕は残念な気持ちでいっぱいになるんです。
 
未だにこんなアニメばっかり作ってるようじゃ、アニメ業界が儲かる訳がないな、というのがその理由です。
 
この前もまとめでアニメーターが大変だという記事を見ましたが、個人の能力どうこうの問題ではなく、今はアニメ業界自体が儲かることができない仕組みになっちゃってるんですよね。
 
 僕は割りと前から主張してるんだけど、何で日本で一番金を持ってて数も多い年寄り向けの作品を作らないんだ?ってことなんですよね。
 
ネットやスマホ、タブレットの普及、ニコニコ動画やhuluなんかの動画サイトのおかげでアニメを見る数っていうのは増えてるとは思うけど、それってやっぱり若い人向けなんだよね。
で、今の日本ってずっと前から言われている通り少子化で、どんどん子供の人数も減ってきてる。
しかも若い人はワープアだったりで、アニメなんかの趣味にかけられるお金はあまり持ってない。
 
普通に考えて、そこの層に向けて作品を作り続けても先細っていくだけでしょ?
 
バカなの?死ぬの?って感じですが、実際にバカで死にそうになってますwww
 
今はアニメの本数がまた増えてきてますけど、それで日本のアニメ制作者が潤ってる訳ではないですからね。
 
作品数が増える前でも、歩合で単価の安いアニメーターはギリギリまで仕事をしてますからね。
ならその増えた分の仕事がどこに流れてるかっていうと韓国とか中国。
日本のアニメ業界一切潤ってないww
まあ会社単位では制作費としてお金が入ってきてるというのはあると思いますが。
 
何にせよ今の作品数増なんかバブルみたいなもんなんでまた減るでしょうし。
 
だから戦略として考えると数の少ない金を持ってない層に向けて作品を作るのは下策中の下策だと思う訳なのですが、来季のラインナップを見ても65歳以上にリーチできるような作品はないので、残念だと思う訳なのです。
 
ルパンとか新作作ってる場合じゃないよ。今アニメ作るなら水戸黄門でしょ!
 
huluで東京ゴッドファーザーズが見られますね。
大人も楽しめる超オススメのクリスマスアニメです。
hulu入ってる人は是非見ましょう。
つくづく今敏監督は惜しいですね。

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