読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「好き」だけを仕事にすると行き詰まる。仕事の前提は「嫌い」が正解

仕事

f:id:yu_yasiki:20160108164047j:plain

好きなことを仕事にするというのは、一見素晴らしいことのように思えます。

 
でも好きなことを好きなようにしているだけじゃ、結局は仕事として立ちゆかなくなってしまいます。
 
今の日本のアニメ業界が低賃金、長時間労働とブラックになってるのはまさにそれが理由です。
 
市場としては非常に小さいオタク向けにしか作品を作っていないので、この先どんどん先細りになるでしょう。 
これって他の仕事全般に言えることだと思います。
個人の仕事のスタンスという小さな面でも、事業の方向性という大きな面でも、多分同じです。
 
誰かに仕事を依頼しなければいけない際、Aさんの方が好きだけど低クオリティ、Bさんは好きじゃないけど高クオリティという場合、どちらの方に依頼した方がいいでしょうか?
 
好き嫌いには、仲が良いとか話がしやすいとかいろんな要因があると思います。
Bさんは常に忙しいので依頼しづらいということもあるでしょう。
 
CとDという仕事があって、Dは急ぎで難しい、Cは簡単で急ぎではない場合、どっちから手を付けた方が良いでしょうか?
 
事業の方向性でも、ずっと同じ事業を続けていれば大きくチャレンジしなくても良いけども、世の中が大きく変わった時に需要が亡くなったり、強力な競合が出てくるというリスクがあります。
 
方向性を変えるのには大きなエネルギーが必要になります。
社長や役員がその判断をするのもそうですし、社員もそれまでとは違う領域で仕事をすることになるので学習が必要になったりするでしょう。
 
「好き」とか「楽」な方にばっかり向かってると、結局は行き止まりにぶち当たると思います。
 
だから前提を、「仕事は嫌なことばかりでストレスがあるもの」「好きなことなんかできなくて当然」という認識から始めるべきでしょう。
 
その前提がある上で、せめて人間関係だけでも良くしよう、人に何か依頼する際には丁寧な言葉を心がけよう、嫌いな仕事ではあるけれど自由度がある部分には少し遊び心を入れてみよう、とか仕事を少しでも楽しくする工夫をする方が、大人な振る舞いだし生産的ではないでしょうか。
 
ストレス・プレッシャーの多さと、生産性・仕事の価値って多分比例しています。
 
自分の価値を高めて、給料を上げて、より良い人生を送る為にも、ストレスやプレッシャーに自ら飛び込んでいくことが大事だと思います。

 

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))