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その会社の生み出す価値が低いから労働条件も悪くなる

結局、労働条件が悪いのってその会社の生み出せる価値が少ないからでしょ。
 
10人が8時間働くことで40万円分の価値の商品やサービスを生み出せるA社と、10人で8時間で20万円分の価値の商品やサービスしか生み出せないB社で、待遇が変わってくるのは当然です。
 
B社がA社と同じだけの売り上げにしようと思った時に取れる方法は以下の3つ。
 
・10人が倍の16時間働く
・全員の給料を半分にして、新しく10人雇う
・生産性を2倍に上げる。
 
一番簡単な方法は、単純に倍の16時間働くこと。
給料が半分になると、社員が生活ができなくなるので、多くの人はそれよりは倍の時間働くことを選択する。
そもそも元の金額から、半分になった額の給料で応募してくる人がいるかどうかはかなり怪しいので、結局は倍の時間働くということになる可能性が高い。
 
では、生産性を2倍に上げようとするとどうだろうか。
 
僕はアニメ業界にいた人間なので、アニメで例えてみる。
 
動画の単価って1枚大体200円ぐらい。
 
新人の頃は12時間以上作業して描ける枚数が10枚とかそれ以下。
日給2000円にも満たない。
アニメ業界がブラックと言われる所以www
 
数年キャリアを積んでも、同じ作業時間で描ける枚数は20枚ぐらいと言われてる。
新人からならともかく、ある程度キャリアを積んで習熟してる仕事で、さらにそこから生産性を倍にできるかという話。
 
コンビニで考えてもお客さんの数を倍にするか、1人当たりの使うお金を倍にするって難しい。
 
個人レベルだと、生産性を2倍にできる人は稀にいるかも知れないけれど、チームでする仕事だったらまず無理。
 
コンビニチェーンで全国にいるスタッフが全員2倍の売り上げを出すことができるのであれば話は別だけど。
美女とイケメンだけにして、全員がお客さんに、おでんや肉まんを勧めてくるとかwww
 
個人レベルの話ではなく、その会社自体の価値がそこで固定されてしまっているということ。
B社の価値は、A社の半分ていうこと。
 
アニメは動画の単価を2倍にすることはできないし(そんな制作費を捻出できる会社なんかほとんどない)、コンビニだって商品の値段が倍になったらそのお店に行く人はいなくなってしまう。
コンビニ業界全てで示し合わせるということは法律で禁止されているし、他のスーパーとかとも足並みを揃えるのは法律が無くても無理だろう。
絶対に安い値段で提供してお客さんを独占しようとする会社が現れる。
 
つまり労働条件が悪いのは、会社自体がそんな程度の価値しか生み出せないからに他ならない。
 
一時期には高い価値を提供していても、時代の移り変わりについていけず、同じ商品・サービスを提供し続け、時代に対応した他社に競争で負けてしまったということもあるでしょう。
 
働く側は、自分の働く会社の価値がどれぐらいなのかということと、どの会社の価値が高いのか、将来どんな会社であれば価値が上がるのかを常に考えておいて、自社がヤバイと思ったらすぐに転職できるようにしておくべき。
 
で、その為に一番効率の良い方法を考えてみたら、株なんじゃないかな。
少額でもどこかの会社の株を買おうとしたら、嫌でも真剣に世の中の動きを見るようになるに違いない。
 
常にニュースをチェックして、自分で考える習慣があれば株なんかしなくてもいいだろうけれど。
 
株についてであればこの漫画は面白かった。
ドラゴン桜の時もだけど切り口は面白い。

 

インベスターZ(1) (モーニング KC)

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