天才の思考を考えてみた。凡人である僕が天才に近づく為に大事なポイント。

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多くの人が嫌いだったり、ストレスがかかるからこそ仕事は仕事として成立しています。
 
でも極稀に、それらを一切ストレスとして感じない、感じたとしてもそれ以上に楽しみを感じることができるので、嫌になることなくずっと続けられる人がいます。
 
そういう人を天才と呼ぶのかなと。
 
例えば、勉強は多くの人が好きではないと思いますけど、中には勉強が好きでたまらないという人がいます。
知らなかったことを知ることができる、解けなかった問題が解けるようになることに喜びを感じることができるそうです。
解けるようになるまでのストレス<<(超えられない壁)<<解けるようになる喜び
ということですね。
 
仕事でも、仕事が大好きで働くことが全然苦にならないという人がいます。
次々と課題を見つけて、それを解決できる方法を考えて実行し、達成することに喜びを見つけられるからです。
 
起業家に多そうなタイプです。
 
これらの人の思考を考えてみると、「課題となっていることを解決する」ことにのみ思考がフォーカスしてて、その過程にある問題に対してはある種鈍感なんだと思います。
 
お腹が空いた(問題) → 外に食べに行ったり材料を買いに行く(過程) → 空腹が満たされる(解決)
 
という問題であれば、その過程がストレスでできないという人はまずいないと思います。
ただ、自分で作った方がコスト的にも健康にも良いというのは理解していても、作るのがめんどくさい、時間がかかる等の理由で、よりストレスの低い選択肢を選ぶことはあるでしょう。
 
これが仕事になると、
 
プロジェクトについて確認が必要(問題) → 役員クラスの人に確認(過程) → 許可を得る(解決)
 
というようなフローになるかと思います。
多くの人には普段接点のない役員に確認ということが非常に大きなストレスになってきます。
それが課題解決に喜びを得られる思考の人だと、課題を解決する為にはどうべきか、ということしか考えられない、むしろ課題を解決できないことにこそストレスを感じるので、過程が普通の人であればストレスを感じるようなことであっても、ストレスを感じずこなすことができるのではないかなと思います。
 
僕みたいな天才ではない人も、この考え方を当てはめて生活すれば、より生産性の高い日々を送ることができそうな気がします。
 
大事なのは、問題とその解決(ゴール)の設定の仕方だと思います。
 
例えば僕は以前、スカイプの英会話レッスンをやっていました。
1ヶ月ぐらいはほぼ毎日レッスンを受けていましたが、2ヶ月~3ヶ月たつとどんどんレッスンを休みがちになっていってしまいました。
結局4ヶ月かそこらぐらいで解約してしまいました。
毎日レッスンを受けるのがめんどくさい、上手く話ができないのがストレスになっていたというのが休みがちになった理由です。
 
明らかに問題とゴールの設定を間違っています。
 
英語が流暢に話せない(問題) → ネットレッスン(過程) → 流暢に話せるようになる(ゴール)
 
が正しいフローです。
流暢に話せるようになる為にレッスンを受けているのだから、レッスン中に滑らかに話せなくても当たり前でストレスに感じる必要なんか一切なかったのです。
 
しかも今思えば、与えられるニュース記事を読むということしかしていませんでした。
どういうレッスンにするかというのはこちらが選ぶのですが、ある程度さらっと読めて理解できるニュース・トピックスを毎回選んでいました。
レッスン中のストレスが一番低い内容です。
これではいくらやっても話せるようにはなりません。
どういう内容の話をできるようになりたいかを明確に設定して、そのトピックについての会話をしたり等、レッスン内容を工夫すべきでした。
要は英会話レッスンをやっているということ自体に満足して、より難しい(ストレスの多い)学び方をしなかったってことに尽きます。
それでも長くやっていれば多少は上達したのかも知れないですけど、実際全く効果がなかったってことはないですし、でも成長曲線で言うならものすごく緩やか。
もっと負荷のかかるレッスンの受け方にしてれば、同じ時間でもっと上達したんではないかと思います。
 
ていうようなことが多分いろんなことで起こってると思います。
仕事でも日々の生活でも。
 
人に聞けば一瞬で済む話なのに、知らないと思われるのが恥ずかしくて時間をかけて自分で調べたり。
 
それって結局、「結果」じゃなくて、「過程」で人に良く思われたいとかできないと思われたくないとか変な見栄とかプライドのせいだと思うんですよね。
 
その見栄やプライドをあえて考えないようにして、「結果」だけにフォーカスして行動できれば、凡人でも少しでも天才に近付けるんじゃないかと思います。
というかそうであって欲しいという希望ですが。
 
だから、考え方として大事なのは
「目標・ゴール」の設定と、あくまで「目標・ゴール」へ考えをフォーカスし続けること。
それとゴールへ至る「過程」をどうするか、難しいとか大変とか余計なことは脇へ置いてゴールへ最短距離で辿り着く方法を考えること。
過程でのプレッシャー・ストレスをどう軽減するかということじゃないでしょうか。
 
 
 
読んでないですが、この本もそんなようなことを書いてんじゃないですかね。
時間ができたらまた読んでみます。 
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